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2014年08月15日

嘘のようなホントの話!

1999年12月1 後楽園ホール

ダニースティール (アメリカ) 戦
62kg契約 肘有り

この試合、オファーの時点でダニーに合わせた62kg契約

案の定、体重オーバーで来日。

計量当日
多少は体重を落とす姿勢は見せたものの、 「もう落ちない! これ以上落とせと言うなら国に帰る」と言い出した。

もともとダニーはスーパーライト級の選手なので、半分は覚悟していた。
しかし、この試合で負けたら私は引退するつもりだったので、呆れながらも承諾した(ー ー;)

私は60kgしかなかったので、試合時は4 〜 5kgほど差があったはず。
試合は6オンスと8オンスのグローブハンデ(減点なし)で行われた。

ダニーはパワーファイターだがスタミナがないので、前半を辛抱して後半勝負で行くも、やはり前半はパワーで押される。
予想どおり試合後半、ダニーの動きが鈍くなり、膝、肘が何発も当たり出した。

すると突然、ヤツは両手を大きく広げ観客席に向かって

ノー エルボー ・ ノー エルボー と言い出し試合が中断。

このまま肘有りで試合を再開すれば、ヤツは必ず試合を放棄する・・・
結局、肘なしでやってくれと言われ
やむなく試合再開 (ー ー;)

試合は判定負け

試合後のシャワールーム

偶然ダニーと鉢合わせになり、うわ〜最悪なタイミングと思いながらも言葉を交わす。

すると、ヤツは思いもよらぬことを言い出した。

「 肘なしでもう一度やろう 」

正気の沙汰とは思えない (ー ー;)

私は無言で首を振り、その場を去った。

なんて日だ〜っ!

嘘のようなホントの話。

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カテゴリ:歴史|日時:2014年08月15日15:23|コメント(0)

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